Suica(スイカ)の種類について

「Suica(スイカ)」は、無記名式の「Suicaカード」、記名式の「My Suica」、「Suica定期券」、「こども用Suica」があります。下記にて、各々のご説明をいたしております。

「Suica」購入時には、初回購入時に預り金(デポジット)500円が必要です。
預り金(デポジット)は、「Suica定期券」の場合は定期運賃に加えて500円が必要となり、また「My Suica(記名式)」および「Suicaカード」の場合は発売価格(1枚2,000円)の中にデホジット500円分が含まれます。
デポジット(預かり金)は、運賃や電子マネーとして使うことはできませんが、「Suica」を返却したときにデポジット(預かり金)の500円は返されます

Suicaカード(無記名式)

Suicaカード(無記名式)の画像

「Suicaカード(無記名式)」は購入した人以外の人も利用可能です。無記名で利用者が限定されませんので、家族で1枚のカードを利用することもできますし、知り合いや会社など団体の複数人で1枚のカードを利用してもかまいません。「Suicaカード(無記名式)」の注意点としては、紛失した場合には、残高の返却や補償がされません。また子供用の「Suicaカード(無記名式)」はなく、子供が使用したとしても大人料金で精算されます。
「Suicaカード(無記名式)」は、購入後に希望すれば個人情報を登録することで、「My Suica(記名式)」や「こども用Suica」「Suica定期券」への変更することができます

My Suica(記名式)

My Suica(記名式)の画像

「My Suica(記名式)」は購入の際に、氏名、性別、生年月日、電話番号などの登録をし、記名人のみが利用可能となります。Suicaカードにカタカナで氏名が印字されます。紛失した場合には残高がそのまま補償されて再発行されます(再発行手数料が必要となります)。こども用My Suicaもあります。
「My Suica(記名式)」で定期券を購入すると「Suica定期券」になります。逆に、定期券を払い戻したり、消去したりすると「My Suica(記名式)」になります。
また「Suicaカード(無記名式)」購入後に、利用者の個人情報を登録することによって「My Suica(記名式)」へ変更することができます。ただし、「My Suica(記名式)」から「Suicaカード(無記名式)」への変更はできません。

Suica定期券

Suica定期券の画像

「Suica定期券」は、「My Suica(記名式)」に定期券情報を追加したSuicaとなります。購入の際に、氏名、性別、生年月日、電話番号などの登録をし、記名人のみが利用可能となります。定期券区間外を利用した分の運賃や、乗り越しの場合の運賃は、チャージ(入金)しておいた残高から自動的に精算されます。「Suica定期券」には、こども用の他に、中・高・大学生別の通学定期券もあります。
「Suica定期券」にはJR線単独定期券のほか、SuicaおよびPASMOエリア内における他の鉄道会社との連絡定期券である「Suica連絡定期券」も発売可能となっています(ただし、一部取扱いできない区間があります)。

「こども用Suica定期券」も、基本的には大人用の「Suica定期券」と変りません。 小学校卒業年の3月31日まで有効期限となります。

こども用Suica

こども用Suicaの画像

「こども用Suica(こども用My Suica)」は購入時に、住所や氏名、性別、生年月日などの登録をし、記名人のみが利用可能となります。また購入時に本人確認が必要となります。紛失した場合には残高がそのまま補償されて再発行されます(再発行手数料が必要となります)。
「こども用Suica」で定期券を購入すると「こども用Suica定期券」になります。逆に 定期券を払い戻したり、消去したりすると「こども用Suica」になります。
「こども用Suica」には有効期限があり(小学校卒業年の3月31日まで有効)、期限が過ぎると使用できなくなります。引き続き、大人用として利用になる場合は、JR東日本の駅のみどりの窓口で大人用に変更する手続きを行います。